起立性調節障害(心身症)の治療相談を行っています

 思春期になるお子さん(小学校高学年から中学高校)では、朝、なかなか起きれない、食事がとれない・・・これがひどくなると、学校へ遅刻・欠席して、悩まれているご家族の方も多いかと思います。

 決して、怠けたい・・・というわけではないですよ。この状態は「起立性調節障害」が考えられ、からだのバランスをとる自律神経の乱れが原因です。
 思春期がはじまる時期(女児は10歳くらい、男児は11歳くらいから)は、体の成長に対して自律神経の発達が追いつかないため、症状がみられます。

 日本小児心身医学会ではの約5%、中学生の約10%が起立性調節障害にかかるといわれ、結果として心のバランスが崩れる心身症・不登校・ひきこもりとなるケースが多いです。
 起立性調節障害の子供は、学校に行きたくないのではなく、「行きたくても行けない」からだの状態です。このこと、本人・家族・学校が理解し、治療を長期的に行います。そのうえで、子供に寄り添い、焦らず落ち着く事が治療では重要です。また、心のアンバランスによる「心身症」の側面もあります。
 当院では、こうした起立性調節障害・不登校・心身症の方の治療を年齢問わず行っております。時間は30分程度とかかりますが、からだの治療としての内服や生活指導に加えて、精神的な治療の2つの側面、本人と家族の生活状況に応じた、テーラーメイド(個別)のカウンセリング的な対応を行っております。